カテゴリ:Travel (ID 2009)( 12 )
Life Here, Again.
アメリカでは祝日の今日、インドネシアから戻ってきました。行く前は、「1週間ってちょうどいい長さかも」なんて思っていたのですが、帰る時には、「1週間って長いようで短い」と思うようになっていました。今、一人でここにいて、まだ「10,000マイルも離れている」という事実が不思議に響きます。飛んでみれば、体は少し疲れましたが、そんな距離なんてたいしたことありませんでした。

彼は私が旅立つ前、私がインドネシアに行くことに対して、信じられない気持ちでいっぱいだったようです。私は自分が旅立つ前、彼に会えるという強い気持ちだけで、自分が24時間以上もかけて彼のもとに飛んでいくことに何の疑問も持っていませんでした。彼は、私が帰るころまでには、「君が来る前の生活がどんなふうだったか、もう、忘れてしまった。毎日がこんなふうだったらいいのに」と。私も同じように思い、感じたこと、思ったことは、その場で伝えるようにしていました。ただ唯一違うのは、彼は私がインドネシアに降り立つまでは、私が来ることが信じられなかったことに対して、私は自分が彼のいる場所に降り立ってから、自分がそこに彼といることが信じられなくて、とても不思議でした。

1週間って、短い。でも、一緒に過ごした1週間はとても長く感じられて、今、ここで、一人でこうしていることがやっぱり不思議です。もうなんだかずっとインドネシアにいて、久しぶりにこちらに戻ってきたような、時間だけでなく心にも時差があるような感じです。

時が過ぎてみれば、やっぱり「思い切って会いに行ってよかった」と思いました。今回、観光が目的ではなく、彼と二人で同じ時間を過ごすことが目的だったので、ほとんど名所的なところには行きませんでした。毎日、二人でのんびりと、おいしいご飯を食べに行ったり、うとうととお昼寝をしたり、お土産に持っていったチョコレートやお菓子を食べながら、ソファで映画を見たり、少しショッピングしたり、一緒にジムに行ったり、彼が仕事をする横で本を読んでうとうとしたり、毎日5回あるイスラム教のモスクから流れるPrayerを聞きながら語りあったり。そういう、毎日でもできること、毎日一緒にいるからできるようなことが、一緒にしたかったのです。彼は、「ジャカルタは退屈なところだし、きれいなところではないから、失望しないようにね」と言っていましたが、私にとっては新しい経験は宝物で、彼と同じ時間を過ごして、彼の生活の一部になるという感覚、それこそが私がインドネシアにまで会いに行ってまで、感じたかった気持ちなのです。

彼も事実上の休暇を取ってくれていて、オフィスに出向くことはなかったのですが、次々と入ってくるメッセージへの対応、1週間の滞在のうち3度あったミーティング、私が寝てしまってからの真夜中の仕事をのぞいては、ずっと一緒にいてくれました。私の左側にはいつも彼がいて、温かくてちょっと湿った手で私の手をずっと握っていてくれるあの安心感。真夜中を過ぎて明け方の4時半の朝一番のモスクからの平和な響きのPrayerとともに、ベッドに入ってくる彼を確認するあの満足感。彼は私をこの1週間で完全にSpoilしてくれました。忘れられない大切な思い出を作ることができたこと。お互いの気持ちを確認し合えたこと。彼の仕事ぶりやインドネシアでの生活を垣間見ることができたこと。彼の偏見のない人に対する接し方やマナーを再確認できたこと。滞在中、彼の流暢なインドネシア語に身をゆだねることができたこと。相変わらず彼は考え方が国際的で偏っていなく、興味の尽きないさまざまな国での経験や、そこでのビジネスや生活様式、彼の友人たちの話をまた聞くことができたこと。1週間の間、観光ではなく、私に少しでも日常のジャカルタを知ってもらおうと、毎日違うレストランや違う多国籍料理を味わわせてくれたこと。彼の旅に対する価値観がわかったこと。そして、知っていたようで知らなかった彼の新しい一面を知ることができたこと。そして私の中の新しい一面も知ってもらうことができたこと。5月には日本に一緒に行く約束ができたこと。そして一番うれしかったのは遅くても夏までにはアメリカに戻るために、彼の後任者がもうすでに決まっているという事実。

行動してよかった。彼も私が勇気を出してきてくれてよかったと言ってくれました。私にとっては勇気をだして・・・というわけではなくて、「会いに行く」ということが自然な流れだと感じたので、心の声を素直に聞いてみた結果、本当に会いに行くことができたのだと思います。

5月まではあと3ヶ月。今回は8ヶ月ぶりの再会だったのですが、そんなに長い間離れていることは感じませんでした。だってその前は1年ぶりの再会だったわけです。あと3ヶ月。それからはずっと一緒にいられるのだと思うと、あと少しの間、がんばることができます。Thank you, darling. I miss you already.

P.S. 旅行記は、これから少しずつその日の欄にアップしていけたら・・・と思っています。忘れてしまわないうちに。観光名所にはほとんど行っていないので、私のインドネシアでの毎日の覚え書きのような感じになると思いますが、よろしければご覧ください。
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by forestlily | 2009-02-16 02:42 | Travel (ID 2009)
The Last Day
b0155270_7264339.jpgFeb 15 (Sun) 彼のアパートから見えるジャカルタの風景。大きな窓からの日差しはとても強かったのですが、毎日こうやって窓の外から、ジャカルタの町を見下ろしていました。この風景を見るのも今日が最後になりました。ジャカルタでの最後の日。最後の日まで私は結局時差に慣れず、夜は12時前に眠くなってしまっていたので、彼はそれから仕事をして、なぜかいつも滞在中は午前4時半のモスクのお祈りとともにベッドに入ってきました。4時半のお祈りが、私にとっては彼が眠る時間のサインで、それがもうおわりになることも寂しかった。私がいる間だけ不規則な生活をしていたようで、いつもはもう少し早くに眠るようです。

本当は、最後は彼と一緒にシンガポールで数日を過ごそうと計画をしていたのですが、突然の彼のSurabayaへの出張が私の最終日と重なってしまい、一緒にシンガポールには行けませんでした。3年前に彼が住んでいたシンガポールには、彼の親友が住んでいて、その親友が私たちのためにレバノン料理を披露してくれると聞いていたのでとても楽しみにしていたのですが、残念です。その親友とは、彼がまだJordanに住んでいたころに知り合った顧客先の人で、意気投合して、それ以来のお付き合いだそうです。インドネシアには知り合いはいるけれど、友人はいないという彼。シンガポールにはほとんど各週で訪れている彼が、唯一心を許せる親友だそうです。

昨夜のディナーで行こうとしていたTurkishレストラン、Anatolia。昨日とは打って変わって静かなレストラン。昨日はバレンタインデーだったからだとう理由もうなずけます。お昼を過ぎたころだからか、お客さんもほとんどいなくて、静かに食事を楽しみました。最後の二人での食事。「次に会うときは日本だね」と言いながら。Hummusも他にいただいた前菜も、メインのKebabも、全部おいしかった。心に残る味でした。私はくせのあるスパイスが好きなので、Arabic Foodが好きなパートナーでよかった。

私のシンガポール行きのフライトが5時。彼のSurabaya行きのフライトが7時。ランチを食べた後は、すぐに空港に向かわなくてはいけなくなりました。

午後4時。フライトのチェックインぎりぎりで、空港に到着しました。彼の運転手さんに深くお礼を言って、彼が一緒に空港まで来てくれました。荷物検査のところまで来てくれたのですが、「ここが僕が一緒に行けるFurthest Pointだから」と。"See you in May in Japan for sure." 私が空港のチェックインカウンターに進んで姿が見えなくなるまで見送ってくれた彼。私はInternational、彼はDomesticなので、同じ時間に同じ空港にいるのに・・・と思うと、つらかったのですが、5月に再会できることを心に秘めて、彼とお別れをしました。

私は泣くだろうな・・・と思ったのですが、お別れをするときは涙が出ませんでした。彼の寂しそうな笑顔を見ると、たまらなくなって泣いてしまうと思いましたが、そのときは大丈夫でした。でも、自分のフライトのターミナルまで来て、ベンチに座って待っていると、突然涙がこみ上げてきました。彼がくれた最後のメッセージも心に響いたからだと思います。行きのフライトは長くても楽しみが待っていたので平気でしたが、帰りのフライトは、きっと長く感じるだろうと思いながら、飛行機に乗り込みました。Thank you for everything. See you in May in Japan for sure.

P.S. 長い旅行記にお付き合いいただいてありがとうございました。私の覚え書きのようなものになってしまいましたが、みなさんからの温かいコメント、うれしかったです。

Photo: Jakarta View From His Windows, Jakarta, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-15 07:26 | Travel (ID 2009)
The Sixth Day
Feb 14 (Fri) この日は彼がお昼過ぎからランチをはさんでのミーティングがあったので、私はのんびりと彼を待っていました。お土産に持ってきたチョコレートを食べながら、DVD鑑賞。昨日の夜、映画館で食べたスナックだけではおなかが減ってしまい、帰宅途中にストリートフードなるものを初体験。本場のナシゴレンを屋台で買ってきてもらいました。二人で少しずつ食べたのですが、残りがあったのでそれをランチにして、のんびりと待っていました。

実は私は女性にしてはイベントごとにあまり熱心ではないのですが、今日がバレンタインデーということは、ぼーっとしながらも頭の片隅にぼんやりと覚えていました。バレンタインデーよりも、二人が出会った記念日や、お互いの誕生日など、二人に関するもののイベントのほうが大切だと思うので、仮に何もなくても、少しは寂しく感じるかもしれませんが、心は変わらないと思います。そんな感じで、この日もあまり考えていなかったのです。でも何か感情を表すようなことを言ってくれたらうれしいな・・・とは思っていたけれど・・・。

b0155270_105130.jpg2時過ぎに帰ってきた彼。一輪のバラとカード、ピンクのかわいいテディベアをプレゼントしてくれました。私は、彼が「バレンタインデーなんて」と無関心を装うタイプだとばかり思っていたので、とてもびっくりしました。「チョコレートはたくさん持ってきてくれたし、バラももっと買いたかったけれど、君はもうすぐ帰ってしまうし・・・。だからこれだけでごめんね」といわれましたが、何もなくても私の気持ちは変わらないのに、心のこもったサプライズに幸せを感じました。

バラはスーツケースに入れて持ち帰ってきました。今、ドライフラワーになっています。

Valentine's Dayの夜は、イタリアンのディナーへ。本当は「何がいい?」と聞かれて、2日目に連れて行ってもらったArabicのレストランがとてもおいしかったので、リクエストをしていました。彼のおすすめの別のTurkishレストランで、おいしいHummusが食べられるというので、ディナーはそこで決まり・・・と思っていたのですが、レストランまで行ってびっくり!バレンタインデーということで、カップルでいっぱい。インドネシアはMuslim文化なので、Public Display of Affectionは控えめに・・・ということだったのですが、この日だけは別のようでした。というよりも、レストランの中だけは別のようです。待ち時間が1時間!といわれ、おなかもすいているし、待てないので、その近くにある、イタリアンへ行きました。最終日の明日、Turkish のレストランで最後のランチをしようということになりました。

このイタリアンレストラン、こちらもValentine's Day Prefix Menuのためにとても混雑していましたが、すぐに座ることができました。私たちはPrefix Menuではなく、好きなものをオーダーして楽しみました。シーフードのパスタ、とてもおいしかったです。この日ばかりはデザートも張り切っていただきました。チョコレートムースとコーヒームースを二つを二人で。リッチなチョコレートとまろやかなコーヒーのムース。とてもおいしかったです。会計を終えてお店を出るとき、お店の方から女性にバラの花のプレゼント。ピンクのバラを一輪。彼のくれたバラと一緒に持って帰ってきました。

レストランで食事をしながら彼が教えてくれたこと、とても興味深いものでした。Muslim文化が暗黙の了解で受け継がれているインドネシア。90%以上の国民がイスラム教徒の国、普段は穏やかなモスクの祈りとともに、平和に生活ができる国です。特に首都ジャカルタでは、厳しい戒律は多めに見られているようです。しかし、一方で過激派のテロ軍がいるのも事実のようです。昨年の夏ごろ、過激派が一連で逮捕されたので、今は平穏を保っているようですが、バレンタインデーなどカップルでの行事があるような日は、一番狙われやすい時期なのだそうです。場所はといえば、やはり観光客や諸外国からの移り住んでいる人々がよく出向くような場所がターゲットにされるようです。というのも、先にも書きましたが、公での愛情表現(キスやハグ、愛の言葉など)は、Muslimとしてはタブーの行為。それでも、インドネシア人同士のカップルの間では、それも多めに見られているようです。モールや映画館、レストランで見かけるインドネシア人同士のカップルは、かなり深い愛情表現をしていたので納得がいきました。それとは反対に、たとえば西洋人とアジア人のカップルの場合(私たちのような場合ですが)、それは過激派の関心を引き、強い反発心を買うことになりかねないのだそうです。外ではあまりお互いに触れないようにしていたのはそういう理由があったからなのでした。エスコートをするなど、軽い触れ合いは外でも平気なのですが、手をつなぐなどというのは、難しいことのようです。その国の文化や宗教的価値観をリスペクトする上で、深く考えさせられました。

Photo: Valentine's Day Gift From Him, Jakarta, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-14 09:24 | Travel (ID 2009)
The Fifth Day
Feb 13 (Fri) 案の定、明け方にベッドに入ってきた彼は、お昼近くになっても起きる気配がなく、私も本を読みながら待っていたのですが、ついうっかり寝てしまい、結局起きたのは1時過ぎ。のんびりとシャワーを浴びて、この日のランチはおすしを食べに行きました。

b0155270_2254012.jpg彼の家の近くにある新しいモールの中にある日本食レストラン。モールの中にあるけれど、とてもおいしくて新鮮なおすしでした。別の階にある本屋さんやカフェを覗いたりしながら、モールの中を探索。近代的なモールがたくさんあるジャカルタのダウンタウン。高級ブランドのお店がところ狭しと並んでいます。私は旅先では、お土産以外のショッピングはあまりしないので、二人で素通りでしたが、地元の人たちや観光客の人たちは楽しそうにお店を見て回っていました。モールの中はバレンタインデー一色で、レストランでも早速Valentine's Day Prefix Menuを置いてるところもありました。

最上階の映画館で、夜のためにチケットを買いました。うカウンターのところで彼が見つけた情報によると、「金曜日の夜8時以降は、ベッドで映画が見られます」と。ベッドで映画?と思い、興味津々でそのベッドルームのチケットを購入しました。

夜8時までは時間がたっぷりあったので、彼は仕事のメッセージの対応、私は本を読んだり、DVDを見たりしてのんびりと過ごしました。その後、「今夜、ジムに行く?」というので、「行ってもいいよ。あなたは?」と聞くと、「君が行くなら一緒に行く」というので、少しお昼ねをしてからジムに行って汗を流しました。

金曜日の夜は、いつもにもましてジャカルタの道は大混雑になるため、映画の1時間前には家をでました。映画館のベッドルームでは、軽いスナックもオーダーできるということで、簡単につまめるようなものをオーダーして早速ベッドルームへ。中は広いくてきれいな映画館で、いすを全部とりはらって、そこに本当にベッドが置いてありました!もちろんカップルばかり。ベッドにのたれかかると、スタッフが毛布とクッションを持ってきてくれます。お料理が運ばれてくると、今度は足元に机を置いてくれて、そこで横になりながら楽しめるといった感じ。いたれりつくせりの素敵な映画館でした。まだ時差に慣れないため、ベッドに横になったら絶対に寝てしまう・・・と思ったのですが、きちんと最後まで見れました。Tom Cruise主演のValkyrieを見ました。初めてのベッドルーム映画鑑賞。映画の内容はとても濃くIntenseでしたが、自宅のリビングで映画を見ているようななリラックスした雰囲気を楽しめたのは、とても面白かったです。ベッドルームで映画鑑賞、気に入ってしまいました。

Photo: Shopping Mall, Jakarta, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-13 13:46 | Travel (ID 2009)
The Fourth Day
Feb 12 (Thu) この日も朝はのんびりと起き出して、ランチをしにフレンチレストランへ。そこのクレープがとてもおいしいというので、彼も友人が来たときはよくつれてきてあげる場所なのだそうです。このレストランもKemang地区を入ってすぐにあります。3日連続でKemangでのお食事。薄いBackwheatのクレープ、私はマッシュルームのソテーを、彼はソーセージを合わせていただきました。こちらにもクレープやさんってたくさんありますが、アメリカ流にアレンジされているものなので、中に入っている具がはんぱじゃないほど多くて、クレープが破れていることがほとんど。でも、こちらのクレープは、フレンチ流にきちんとたたんだ上に、程よい量の具が乗っていてあっさりしています。ランチなのに、デザートクレープも食べてしまいました。バナナがアイスクリームとよく合って、大満足。

ランチのあと、3時から彼がミーティングがあることはわかっていたので、私は食事が終わったら彼の家に戻って、DVDでも見てお昼ねをしようと思っていたら、車が別の方向へ・・・。先に彼をミーティングの場所まで送るのかな?と思ったら、なんと彼が、「君にSpa Massageのプレゼントがあるんだよ」と言って、連れて行ってくれました。自分がミーティングの間、私が暇になるだろうと思いやってくれた気持ち、運転手さんを初め、友人たちにどこのがいいかと、調べてくれたりした心遣い。そして、サプライズのプレゼント!とてもうれしくて、幸せな気持ちでマッサージを受けました。アロマオイルが選べるので、私は一番大好きなLavender & Vanillaのオイルを選びました。2時間のマッサージとスチームサウナ、スクラブ、シャワーとヘアケア、そしておいしいお茶もついてきました。マッサージが気持ちがよくて、思わずうとうと・・・。彼のミーティングのほうが早く終わったようで、私は運転手さんに迎えに来てもらって帰りました。全身がスクラブでごしごしされたので、お肌もすべすべで、気持ちがよかった!彼の優しさがとてもうれしかったです。

ディナーは彼の家から近いタイレストランへ行きました。貝の蒸したものに、辛いソースをつけていただく前菜がとてもおいしくて気に入りました。おなかも満足、心も満たされて、お肌もすべすべにしてもらって、全身で幸せを感じました。ありがとう。
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by forestlily | 2009-02-12 10:28 | Travel (ID 2009)
The Third Day
Feb 11 (Wed) 昨日は活発に歩いたり食べたりしていたため、時差の疲れもともなって、二人ともお昼までぐっすりと寝込んでしまいました。彼は私が眠くなる夕食後、私が眠りについてから片付けなければならない仕事があるので、深夜から明け方4時半までお仕事をしているようです。毎日。だからお昼過ぎまで眠ってしまうのも、仕方ないことです。モスクから聞こえる朝一番のお祈りが4時半なのですが、スピーカーから流れる独特の節のある音楽とお祈り、かなりの大音量なので目が覚めてしまいます。今日も彼はそのPrayerとともにベッドに入ってきました。ちょうどお祈りが始まってすぐに目がぱちりと覚めた私は、彼の気配を感じるのですが、眠くてそれが現実なのか夢なのか時折わからず、朝起きて隣に彼を確認すると、その安心感に満足。

ランチは彼の家の近くにあるショッピングモール内にある、タイレストランへ。小さなそのレストランは、近くにオーストラリア大使館があるせいか、かなりの数の西洋人を見かけました。ささっと簡単にオーダーをしておなかを満たしたあとの今日の目的は、お土産探し。

運転手さんが知っているBatikのお店、Danar Hadiに連れて行ってもらえることになりました。Batik専門店なだけあって、男性、女性用のシャツやドレス、テーブルウェア、スカーフにバッグ、テディベアにクッション。すべてが素敵なデザインと色、独特な雰囲気を持つBatikを一目見て気に入りました。2階にあったスカーフを同僚のお土産にして、私は母と妹と色違いでおそろいのデザインのスカーフにしようと決めました。彼に私が決めたスカーフを見せると、彼も気に入ったようです。「1階にもかわいいものがあるよ」と教えてくれたので、言ってみると、私の大好きなテーブルウェアやキッチン関係のものがずらり!とにかくすべての小物が私の好み!もうすでに自分用にスカーフを決めたしたあとだったし、かわいいな・・・と思ったけれど、「インドネシアに買い物に来たわけではないのだから」と言い聞かせ、やめようとしました。お値段は質の割りにお手ごろですが、それでも、やっぱり・・・。と悩んでいると、彼がぜひスカーフと何か別のものをプレゼントさせてほしいといってくれました。それでも申し訳ないなと思っていたのですが、最終的には黒地にオレンジと黄色の色で染め抜いたBatikのテーブルクロスをプレゼントしてくれました。「お店ごと買い占めたい!」なんて言ったからだと思うのですが、すごくうれしくて、彼がこちらに帰ってきたら、さっそく食卓で使おうと決めました。

b0155270_1135641.jpg運転手さんのお勧めで、Batikショッピングのあとは、アンティーク探し。Jl. Surabaya(スラバヤ通り)は、伝統民芸品や不思議な商品がたくさんありました。こちらでは何も買わなかったのですが、興味深い楽しい商品がところ狭しと並んでいます。この通りは、こうやってずーっと1年中お店が出ている地域のようで、アンティークといっても、西洋も東洋もごちゃまぜの、いわゆる楽しいフリーマーケットのような感覚のようです。小さなお店が一列に何百メートルと続いています。

ショッピングを終えて、彼のコンドミニアムに隣接されているジムに行きました。私は体力と持続力がないので、いつものワークアウトを30分ほど。冷房が効いている室内ですが、発汗がいつもよりすごい!やっぱり蒸し暑い国だからかな・・・と思いました。彼は1時間半ほど走って、ウェイトもこなしたようです(私はさきに部屋にあがってしまったので、後半は見ていないのですが、笑)。

その後はディナーへ。この日はKemang地区にあるインド料理のレストラン、Kinara。インドネシアに移住している人たちの集まりがあるのですが、そのときにいつも話題に上がるのがこのレストランだそうです。インド料理を出すレストランはたくさんあるけれど、ここがベストだということで、彼もよく来るレストランのようです。マンゴーラッシーを片手に、焼きたてのガーリックナンと、ほうれん草とチーズのカレー、そしてラムとトマトのカレーを。スパイスがきいていて、幸せなお味でした。とてもおいしくて満たされました。

Photo: Jl. Surabaya, Antique Market, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-11 10:57 | Travel (ID 2009)
The Second Day
Feb 10 (Tue) 時差に慣れなくて、朝は早くに目が覚めて、ランチのあとくらいにすぐに眠くなります。モスクから流れる大音量のお祈り。4時半に朝の初めのお祈りが流れるのですが、それとともに私は目がパッチリと覚め、彼はそれを合図に仕事を終えてやっと就寝タイム。それでもひんやりと冷房の効いた部屋で、暖かいシーツに包まっていると、またまた眠気が襲ってきます。

b0155270_11131048.jpgきちんとした時間に起きられないのは時差のせいもあるし、きちんとした時間に起きなくていいのはバケーションの醍醐味でもあります。お昼過ぎにブランチへ行きました。North JakartaのKota地区は、オランダ統制時代の面影が残っているOld Town。そのKota地区の雰囲気の素敵なレストラン、Cafe Bataviaへ。外国の人たちもちらほら見かけたので、観光名所に入ってるところなのかもしれません。あとから彼に聞いたら、ここが観光客に人気なのは、レストランの雰囲気もさサービスもその理由のうちのひとつですが、一番の理由は、「ポークを出してくれるから」だそう。国民の90%がイスラム教徒というこの国では、ポークを出すレストランは数が限られているようです。なるほど・・・と思いました。レストランの中には額に飾られた古い写真がいっぱいあって、彼が、「とにかくトイレがすごいんだよ」というので、帰りがけにお手洗いを探索。確かにすごかった・・・。写真がいたるところにあって、もう壁には隙間もないほど。なんだか、こんなコンセプトのお店、どこかで見たことがあるような、どこかで行ったことがあるような・・・。オランダ占領下のころの名残を残す、レンガ造りの古い建物。とても素敵でした。

b0155270_1123636.jpgレストランの前にはTaman Fatahillahという広場があって、レストランの目の前に博物館Museum Sejarah Jakarta(ジャカルタ歴史博物館)を発見。博物館に入る前に、地元の高校生らしきグループが、英語で彼にインタービューを申し込んできました。一生懸命、学校の課題を英語で勉強している学生さんたち。質問の内容な簡単なもので、「どこから来ましたか?」「兄弟は何人いますか?」「ここには住んでいるのですか、観光ですか?」「ジャカルタをどう思いますか?」などなど。はにかみながら英語を練習する彼女たちは、とてもかわいかったです。

博物館には中庭があって、ベンチに座って本を読む人、おしゃべりを楽しむ若い人たち、それぞれがのんびりした時間を楽しんでいるようでした。中庭は木がたくさん茂っていて、日陰はひんやりと気持ちがよくて、汗がすっと引いていくのがわかりました。

b0155270_114955.jpg博物館を見終わって、今度はNational MonumentであるMONASを見にいきました。とても広い公園内にある塔のふもとまで歩いていったのですが、並んでいる人が多すぎて、中には入りませんでした。このMONAS、インドネシアの独立と愛国心の表れのようです。

お楽しみのディナー、今日は彼のお薦めのArabic Restaurantへ。South JakartaのKemang地区というエリアは、レストランやお店がたくさん並んでいて、高級なエリアではないですが、下町的な感覚がなじみやすい場所。彼の好きなエリアのようです。私はHummusが大好きなので、この日のディナーは朝から楽しみにしていました。食べたことのないような前菜や、デザートがとてもおいしかったです。

Photo: Restaurant, Jakarta, Indonesia (2009)
Photo: Museum, Jakarta, Indonesia (2009)
Photo: National Monument, MONAS, Jakarta, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-10 10:26 | Travel (ID 2009)
The First Day
b0155270_10204659.jpgFeb 9 (Mon) 午後1時過ぎ、無事に彼の待つジャカルタに到着しました。2月と言えば、まだ雨季シーズンのジャカルタですが、この日はどんよりとした曇り空で、雨は降っていませんでした。飛行機から降りてすぐ、肌で感じる湿度と湿った空気。とうとう来たんだなぁと実感しました。

移民局を通る前にビザを購入して、移民局を通過。税関も簡単なもので、それを通り過ぎると、前から押し寄せる人、人、人。そして物売りの子供たち。ジャカルタは都市とは言えど、貧しさと豊かさの交互する場所だと、初日から実感しました。制服のような同じ服を着た男の人たちが、なんだか全員が私をめがけて突進してくるような、そんなエネルギーを感じました。彼から忠告はされていたのですが、驚いてしまいました。インドネシアの人はとても人なつっこくて、心から手助けをしたいという気持ちで荷物を持ってくれようとするのですが、あとで法外な料金を請求されるので、「僕が行くまでは誰にも荷物を触らせちゃだめだよ」と言われていました。税関を出たところで待ちあわせ。彼の姿が見えないけれど、とうとう彼の住む場所に来たんだと思うと、とてもうれしくてそわそわしてしまいます。しばらくして彼から電話があり、どうやら階を間違えていたようで(恥)、すぐに駆けつけてくれました。

8ヶ月ぶりの再会はとても温かく、時間と距離を感じさせない彼との再会に、ドキドキ感というよりは、穏やかなリズムでこれからの1週間が流れていくのかな・・・と自然にそう思いました。それでもやっぱり長旅だったし、飛行機の中ではまだ興奮していたので眠れなくて、彼の家についてから少し寝てしまいました。

その後、ディナーへ。運転手さんのおすすめのインドネシア料理のレストランへ。本格的なインドネシア料理を食べたのは初めてかもしれません。尽きない話をしながら、ふと、私たちはずっとこんなふうにしてたような、なんだか懐かしい気持ちになりました。彼が隣にいることが自然にも思えるし、不思議にも思える。彼は私がシンガポールから電話をするまで、私があいにくることがまだ信じられなかったようです。

Photo: Soekarno-Hatta International Airport, Jakarta, Indonesia (2009)
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by forestlily | 2009-02-09 10:24 | Travel (ID 2009)
Fly To Him (Singapore-Jakarta)
b0155270_4414851.jpgFeb 9 (Mon) 仮眠を取ってシャワーを浴びて、すっきりとしたところで空港内にあるフードコートで少し軽めに朝食を食べました。シンガポール空港、清潔で洗練されていて、とてもきれいですね。11時間のフライトのあとに到着してすぐ、ぐるぐると空港内を歩き回ってホテルを探していた時にも感じていたのですが、とっても広い!

シンガポールに到着してから、ジャカルタ行きのフライトまで12時間のStop Overがあったので、ホテルで休んで朝食を食べてからもまだ、数時間の待ち時間がありました。ぶらぶらと免税店を見たり、フリーのインターネットで遊んでみたり。でも、心はすでにインドネシアに飛んでいました。あと少しで彼に会えるのだと思うと、うれしくて、待ち時間だってゆったりと本を読みながら過ごすことができました。

シンガポールからジャカルタまでは、約1時間弱のフライト。初めて乗るシンガポール航空。フライトアテンダントはみんなとてもきれいでとても親切。サービスがよく、各方面で表彰されているわけがわかります。でも、シンガポールからジャカルタのフライトは約1時間弱。そんな短いフライトの間にも食事を提供するのは、きっとその素晴らしいサービスの一部なのでしょうが、とてもあわただしかったように思います。フライトアテンダントさんはみんなそれぞれに親切ですが、食事のサービスを完結することを目標にしているような感じで、出発前のあのゆったりとした気分はそがれてしまい、ちょっと残念でした。私は飛行機の中で食事をすると、そのにおいにやられてしまい、気分が悪くなるので、「食事はいりません」というと、Are you sure?と何度も確認されて、「本当にいらないのか?」とチーフが出てきてたずねられたので、食べられませんでしたが受け取りました。サービスはとてもよいですが、もう少しFlexibleだといいな・・・と思いました。

その後、彼にもこの話をしたら、彼も飛行機に乗る前にいつも食事を済ますので、「いらない」と答えると、大変なことになると(笑)。Are you crazy?とばかりに何度も聞かれるので、困ってしまうようです。丁寧で親切なのはよいのですが、サービス過剰なのかどうなのか?どうなのでしょう?

Photo: Through Windows at Singapore International Airport, Singapore (2009)
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by forestlily | 2009-02-09 10:18 | Travel (ID 2009)
Flight (Tokyo, Narita-Singapore) & Transit Hotel At Singapore International Airport
b0155270_10542458.jpgFeb 9 (Mon) 8時間のフライトを経て、成田から真夜中にシンガポールに到着。彼が教えてくれていたように、Transit Hotelを探すけれど、見つからない・・・。それもそのはず、Transit HotelはTerminalの中にあって、私はすでに移民局も税関も通過して、外に出てしまっていたのです。2時間もごろごろとスーツケースを引きながら、外側をぐるぐると回っていたようです。この時点で午前2時。彼もさすがに心配になってきて、数分おきにメッセージをくれます。結局、この日のお昼ごろ出発の便だったのにもかかわらず、チェックインを早めにさせてもらうことができ、2時過ぎにはターミナルの中に入ることができました。

Transit Hotelの割りにとてもきれいで衛生的、シャワーも使い勝手がよくて、仮眠するには十分の広さでした。静かな暗闇も眠気を誘ってくれます。冷房に慣れていない私には、凍えるほど寒かったのですが、それ以外は大満足の休憩となりました。

Photo: Transit Hotel Lounge at Singapore International Airport, Singapore (2009)
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by forestlily | 2009-02-09 10:15 | Travel (ID 2009)