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The Beginning
以前にも少しだけ触れましたが、私の彼は仕事の都合で遠くに住んでいます。アメリカの人なのにアジアに。私は日本人なのにアメリカに。

1年前の4月7日。初めて出会った彼の第一印象は、ふんわりと穏やかで、シャイな人。数時間一緒にお茶をして、土曜日だったのにその後仕事があった彼は、私をバス停まで送ってくれました。1ヶ月の半分はアジアへの出張だと聞いていたのですが、出会って次の週は、もう出張。でも出発する前に食事を・・・と誘われて、そこから私は気持ちが動いていった気がします。出会ったその日、私はまったく緊張することもなく、なんだか前からずっと知っていた人のような気がしていました。心が動き始めたのは、2回目に会った日からでした。

こんな感じで文字通り、半月は海外で、半月はアメリカで・・・という生活を繰り返していた彼。私と出会う前からそんな生活だったそうです。インドネシアに住む前にも、ヨルダンなどの中近東の国々、東南アジアに何度か住んだことのある彼。それぞれの国の語学も習得して、ビジネスを軌道に乗せるまではすごく苦労したそうです。だけれど、今までに苦労話なんて、ひとつも聞いたことがありません。というわけで、3ヶ月ほどこんなふうに彼がアメリカにいる間にはデートを重ねていたのですが、ある日急に、インドネシアに引っ越すことが決まったといわれました。そのときは気が動転して、今後のことを話さなくちゃと思ったのに、きちんと話をする前に彼は引っ越してしまいました。

あちらの国の通信状況はあまりいいものではなく、インターネットも途切れ途切れになるような状態。唯一の連絡網は、携帯電話のメールでした。何度かやり取りし、お互いの気持ちも確かめ合ったのが昨年末。今年の初めに私が日本に帰国するとき、日本で会おうと言っていたのが、結局彼の仕事の都合で流れてしまいました。残念だったけれど、まだ彼も同じ気持ちなら、きっとつながっていられるだろうと思っていました。彼が浮気をするかもしれないとか、心配になるような不安は、そのとき不思議とありませんでした。今もそれはありません。筆不精で、連絡が頻繁にないことも今に始まったことではなく、それも含めて彼のことが好きなのですが、時々襲ってくる寂しい気持ちもやっぱり本当の気持ち。

遠距離恋愛だからこそ、会いたくなる衝動は彼にもあるらしく、真夜中に眠れなくてTextをくれることもあります。私も同じ気持ちになることがあるので、お互いの気持ちがリンクしてると、離れていても大丈夫・・・と思えます。

結局、出会って1年3ヶ月、彼が引越してから1年後の今年6月、やっと再会できる目安がたち、彼がサンフランシスコに来てくれました。
by forestlily | 2008-09-07 18:38 | Thoughts/Life
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