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Promise
シンガポールにいる彼から、10日ぶりに電話がありました。こちらの午後4時半近くだったので、シンガポールはもう朝の6時半。今日は珍しく1時間ちかくゆっくりと話しができました。だけど最後のほうはもう眠くて仕方なかったようで、電話口で寝てしまったようです。

本当は8月中にはアメリカに帰国予定だったのですが、少しだけ遅れそうです。帰国そのものの予定は変わっていないのですが、彼の年の離れた弟くんが夏休みに入り、彼の帰国前の今、彼のもとに遊びきているため、2人で東南アジアを回ってそれから2人でそろって帰国するそうです。よかった、本当に帰ってくるんだなぁって、実感がわきました。

帰ってきたらどこに住むかということも、以前から話はしていたのですが、今日やっと具体的に決まりました。私のところでまずは一緒に住むことになりました。私が昨年末に引っ越してきたこのアパート、実際にはStudioなのですが、Jr.1Bedroomと呼ばれています。リビングルームエリアがダイニングと兼用になっていて、備え付けの引き戸でベッドルームを仕切ることができるのです。だから、見た目は1ベッドルームという意味なのでしょうね、きっと。

というわけで、一人で住むには十分の広さですが、二人でも軽々生活ができる空間が保てると思います。ただ収納が少ないので、ここで彼が少し生活のリズムを取り戻し、落ち着いてきたら、今度は二人で住む場所を検討しようということに決まりました。

実はここ数日ほど、私は仕事関係のことで心を悩ませていました。私のアメリカ滞在形態にもかかわることなので、夜は眠れなくなるし、少しつらかったのです。彼は、どうして言ってくれなかったの?と言ってくれたけれど、私は毎日の日課の彼へのメッセージの中で伝えていたのです。どういうわけか、彼がシンガポールやジャカルタから出ると、彼の携帯電話が圏外となり、送信したメッセージが時々行方不明になるそうです。きっとその中の何通かが、核心に触れたメッセージで、彼が見逃してしまったものだったのだと思います。

思わずこらえきれず、電話口で泣いてしまった私に、「僕に何ができる?何をしてほしい?君には幸せでリラックスしていてもらいたい。ストレスなんて感じないでいてほしいから、何でも言ってほしい。経済的なことも助けられるし、住む場所だって僕のところに住めばいいし、仕事だって心配しなくていい。だからもう泣かないで」と。彼に経済的にすべて寄りかかることは絶対にしたくはないのですが、それでもこうやって言ってもらえただけで、彼に包まれているような気持ちになりました。

彼の心のこもったひとつひとつの言葉が温かくて、また涙がこみ上げてきました。君のために僕は変わる、だから変えてほしいところは言ってほしい、とまで言ってくれた彼に、私が何を望むのでしょう。彼は自分の欲しいものをもうすでにわかっているけれど、私が何を求めているのか、それが聞きたいと。彼が正直に聞いてくれたから、私も素直に答えました。ずっと離れていたんだから、私はあなたとずっと一緒にいたいし、一緒に暮らして、時間をともにすごしたい、そしていつか私とCommitmentを結んで、お互いが一緒にいられるようにしたい。それが私の望むこと、と。彼にも一人ではいてほしくないし、私だって一人でいるのはいやだから。That's easy. と言った彼と、私の求めるものは同じだったことがわかり、ふわりと包まれるような気持ちになりました。私たちは離れていた分、きっと今まで以上に2人の時間が必要で、すべてはこれからなのです。でも今までの時間は無駄ではなく、この時間を経過しなければ見えてこないものや感じられないものだってあったはずです。

このタイミングで雇用と滞在形態が変わるかもしれないという不安におびえたのも、彼からの電話があったことも、今、彼が帰ってくることも、すべてに意味があることなのだと思います。願えばかなう、そして信じたことはきっと現実になると、何度も言い聞かせてきたこの2年間。二人で本当によくがんばってきたなと思います。私の人生の伴侶はどこいるのだろうと模索し続けたこの数年でしたが、私が彼に初めて出会った日に感じたあの穏やかな感触、そしてこの人とはきっと縁があると感じたあの強い気持ちは、本物でした。

どれだけI miss youを繰り返しても足りることはなかったし、愛おしい気持ちを言葉にしても不安で、会いたくても会えない瞬間をたくさん乗り越えて、私たちの関係は強くなりました。約束通り、もうすぐ彼がここに帰ってきます。まだ夢みたい。
by forestlily | 2009-08-29 21:42 | Thoughts/Life
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